June 19, 2007

未解決

0211aaa9.jpg最後、彼はソノ彼の目の奥に真実が見えたのか、はたまた何も見えなかったのか。

ゾディアックを観てきました。

やはり僕はフィンチャー監督が好きらしい。
2時間半程と長めの淡々とした中に醸し出される画の雰囲気やセンスの良い音楽、その上、良い脚本というかストーリーの流れのおかげなのか、時間がススムにつれワタクシのめりこんでしまいまして、上映終了まで目が離せませんでした。

事件に取り付かれる人々は彼等を演じる役者の力が発揮されていて良し。

観る前に犯人自体にスポットを当てていない事を知っていましたので、ナメテいましたら殺しのシーンで汗が出ました。
事件のシーン自体は僅かですがインパクトがあるので結構記憶に残ったり。これ結構重要。

オープニングの音楽のノリにヤラレた感アリ。

ダーティーハリーの名が出るシーンは洒落なんでしょうか。
あの映画の犯人ってゾディアックがモデルなんですってね。

実際に起こった事件が題材ゆえ、自ずとエンディングの方向も決まってくるわけで、そこでフィンチャーといえば的な驚きを求めるのはナンセンスです。

これ退屈する人には死ぬ程退屈な映画なんだろうなぁ〜
雰囲気が肌に合う人はぜひぜひ劇場で観てほしいです。

少し遅い話題ですが、マクファーレンのTWISTED CHRISTMAS、良いですね。
グロ過ぎず軽いエロスありと、クリスマスにモンスターファンが飾るには最適かも。
これ欲しい。


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