August 05, 2005

カンフーハッスル

ffd1a5cc.jpgカンフーハッスル

監督・主演 チャウ・シンチー

きた、久々に上質な馬鹿映画が。
噂には聞いていましたが、ここまで徹底してやりたい放題やっているとは思いませんでした。
ストーリー的には珍しくも無いありがちな展開なんですが、必要の無いところはバッサバッサと切り捨てドン・ドン・ドーン!!と都合良く進んでいく違和感が逆に心地良かったり。

CG技術も無理矢理感が無く、技の特殊効果や漫画的な表現など観客を楽しませるように効果的に使われていると思います。実際少しお笑いっぽい闘いなのに、意外と迫力があって集中して観ちゃいますし。悲惨なシーンも笑えるし。

ゲーム風に言えばラスボスに当るのが普通のハゲたおっさんっていうのもらしいですね。好き。ラスボスにある変化もあって良し。微妙な変化ですが(笑)
少し気持ち悪い。
盛り上がる闘いがおっさんとおばさんの頂上対決ですからね。真面目に考えたら観れませんよ。しかしその闘いに迫力があるので侮れんのさ。

何と言うか決してA級では無いが、最高のエンターテイメントである極上のB級映画でした。賛否両論、きれいに分れそう。一度鑑賞して判断アレ。

7/10点


この記事へのトラックバックURL